先祖、あさば弥九朗幸忠は、遠州華厳院から修禅寺開山のために派遣された隆渓繁詔禅師に従い、この地にやって来ました。西に達磨山がそびえ、美しい桂川の流れが彩る、豊かな温泉郷に、弥九郎はこのときから浅羽姓を残すことになりました。その後、浅羽安右衛門が温泉宿をおこし、以来350年、〈あさば〉は多くの人びとと安らぎの時を重ねながら、修善寺の町とともに永い伝統を育んできました。